人と人を繋ぎ、人生を感動で繋ぐ。情報システムと児童、そして音楽の現場から

私が歩んできた道のりは、振り返れば、多くの人との出会いと学びの連続でした。

中学時代、高校時代の恩師、鈴木律子先生、高波征夫先生の影響で音楽にふれ、大学では守永誠二先生、羽仁尚衣先生、卒業後、大川功社長のグループ企業でシステムエンジニアとして社会の一歩を踏み出しました。システム開発を通じて複雑な課題に向き合う日々を過ごす一方で、音楽活動を続け、学生時代には東京芸術大学のサークルでモーツァルトのオペラ公演に携わり、1993年からは高校時代のOBを中心とする一般合唱団の指揮者を務めるようになりました。さらに、指揮法を学ぶため、ベルギーで2週間の合唱指揮法マスタークラスやハンガリーでの音楽教育法の学び、小高秀一先生に学ばせていただいた埼玉県合唱連盟での活動、羽仁協子先生、臼木恵二先生にご指導いただいた日本コダーイ協会での長年の活動からの学び、そしてオペラ、オーケストラの指揮、合唱団あるしす、合唱団コダーイ、ピアノ演奏やバイオリン演奏、ボーイスカウト指導員といった経験を通じ、「個々の音が調和し、一つの音楽が生まれる瞬間」の美しさと、それをまとめることの奥深さを学びました。

一方で、音楽活動と並行して、社会のあり方や福祉の現場にも目を向けるようになりました。2013年に株式会社アイ・エー・アイを設立し、その後、NPO法人保育支援センターの立ち上げや、放課後等デイサービス、学童クラブの開設、そして2026年には新たに2つの相談支援事業所を開設するに至りました。現場での実践を重ねる中で、私自身の力不足を痛感しながらも、より確かな支えになりたいという想いから学び続け、2級ファイナンシャルプランニング技能士、社会福祉士と保育士の資格、大型二種免許を取得いたしました。

システムエンジニアとして培った論理的思考やインフラを構築する視点は、福祉の現場においても、混乱した課題を整理し、誰もが迷わない仕組みをつくるために大いに役立っていると思います。それは決して華々しいものではなく、日々の実践の中で、子どもたちやご家族、そして多くの仲間たちから教えられてきたものです。

これからシステムエンジニアやインフラ技術者を目指す方々に伝えたいのは、「技術や設計の先には必ず『人』の暮らしと笑顔がある」ということです。コードやシステムを組み立てることも、音楽でハーモニーを奏でることも、本質は同じ「全体を調和させ、人を支える基盤づくり」に他なりません。

私たちが目指すのは、決して大きなことではありません。関わる一人ひとりが、自分の人生を大切に、有意義に生きられるための「ささやかな支え」となることです。

これからも初心を忘れず、仕組みと温かさ、そして心を通わせるハーモニーを大切にしながら、社員の人生が感動の歴史で綴られるようその支援をする会社として、歩みを進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

横田明弘