人と人を繋ぎ、人生を感動で繋ぐ。情報システムと子どもたちへの想い、そして音楽の現場から
私が歩んできた道のりは、振り返れば、多くの人との出会いと学びの連続でした。
中学・高校時代には恩師との出会いを通じて音楽にふれ、大学時代には会計学と音楽を学び、卒業後は大川功社長のグループ企業でシステムエンジニアとして社会の一歩を踏み出しました。システム開発を通じて複雑な課題に向き合う日々を過ごす一方で、音楽活動も続け、学生時代には東京芸術大学のサークルでモーツァルトのオペラ公演に携わり、1986年からは高校時代のOBを中心とする一般合唱団の指揮者を務めるようになりました。
その後、指揮法を学ぶため、ベルギーでの合唱指揮法マスタークラスやハンガリーでの音楽教育法の研修、埼玉県合唱連盟や日本コダーイ協会での活動など、国内外で多くの先生方から音楽や教育法を学びました。オペラやオーケストラの指揮、合唱団あるしす、合唱団コダーイ、ピアノやバイオリンの演奏、そしてボーイスカウト指導員といった経験を通じ、「個々の音が調和し、一つの音楽が生まれる瞬間」の美しさと、それをまとめることの奥深さを学びました。
中でも、私の音楽との出会いを支えてくださった高波征夫先生、臼木恵二先生、羽仁協子先生をはじめ、これまでご指導いただいた多くの先生方との出会いは、今の私を形づくる大切な財産となっています。
一方で、音楽活動と並行して、社会のあり方や福祉の現場にも目を向けるようになりました。2001年に株式会社アイ・エー・アイを設立し、その後、NPO法人保育支援センターの立ち上げや、放課後等デイサービス、学童クラブの開設、そして2026年には新たに2つの相談支援事業所を開設するに至りました。現場での実践を重ねる中で、私自身の力不足を痛感しながらも、より確かな支えになりたいという想いから学びを続け、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、社会福祉士、保育士の資格、大型二種免許を取得いたしました。
システムエンジニアとして培った論理的思考や、インフラを構築する視点は、福祉の現場においても、混乱した課題を整理し、誰もが迷わない仕組みをつくるために、少しでも役立てられればと思っています。日々の実践の中で、子どもたちやご家族、そして多くの方々から教えられる毎日です。
これからシステムエンジニアやインフラ技術者を目指す方々にお伝えしたいのは、「技術や設計の先には必ず『人』の暮らしと笑顔がある」ということです。コードやシステムを組み立てることも、音楽でハーモニーを奏でることも、本質は同じ「全体を調和させ、人を支える基盤づくり」に他なりません。
若い頃、私自身も技術に向き合うことが楽しくて仕方のない日々を過ごしていました。これからを担う皆さんにも、仕事を楽しみ、人との出会いを楽しみ、自分自身の人生を楽しんでほしいと思っています。そして、一人ひとりの人生が、誰かとの出会いや感動によって豊かに繋がっていくことを願っています。
私たちが目指すのは、決して大きなことではありません。関わる一人ひとりが、自分の人生を大切に、有意義に生きられるための「ささやかな支え」となることです。
これからも初心を忘れず、仕組みと温かさ、そして心を通わせるハーモニーを大切にしながら、社員一人ひとりの人生が感動の歴史で綴られるよう、その歩みを支える会社として、歩みを進めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
横田明弘